※法人経営者・人事労務担当者向けの記事です。
経営者はスグ導入すべき神制度
子育て中のメンバーを抱える法人にとっては、最強の福利厚生です。
利用者負担(法人の従業員・経営者)は0円、法人負担は2時間140円でベビーシッターを利用できる。
年度毎に申請して、割引券を事前購入する必要があります。
子ども家庭庁「ベビーシッター派遣事業」とは
簡単な手続きをするだけで、以下の補助を受けることができます。
- 対象児童1人につき1日4,400円分(1時間2,200円を2回分)の補助
- 多胎児の場合は2人で9,000円、3人以上の場合は18,000円分の補助
- 利用者(補助制度の対象となる企業の社員)の負担は0円
- 補助制度導入企業の負担は1回70円〜
事業主の労働者数1,000人未満 → 70円
事業主の労働者数1,000人以上 → 180円
- 1ヶ月で最大24回(24時間)まで利用することが可能(最大52,800円の補助)
- 対象児童は小学3年生までの児童
基本的に家庭内における保育補助のみ対象で、例外的に保育施設の送迎も含まれます。
利用に関する注意点
- 1日に利用できるのは2時間まで(3時間以上は補助対象外)
- 1家庭につき1か月に24回までしか利用できない(1回1時間)
- 承認事業者のサービスしか対象にならない
利用に関する登録手順
①承認事業主申請/担当者登録
ベビーシッター派遣事業割引券等使用事業主等承認申込書兼担当者届
子ども・子育て拠出金の納付が確認できる書類(直近の社会保険料の領収証書)の写しを提出します。
②割引券の購入(利用手数料の振り込み)
全国保育サービス協会からメールで届く「承認番号6桁」と「パスワード」を使って、「割引券管理サイト」にログインする。
③従業員へ割引券の割り当て
従業員の割当番号は、被保険者番号の下一桁を統一すると管理しやすいです。