WEBサイトを運営している皆さん、
Googleの検索結果で赤枠の部分にサイト名が表示されているか気にしたことはありますか?
2022年の10月からGoogleの仕様変更で検索結果一覧にサイト名が表示されるようになったのですが、この部分にドメイン(〇〇.jp)が表示されているサイトが多くあります。
UNTICもその一つ。どうにかここを書き換えられないか…ということで試行錯誤中です。
そもそもサイト名はどのように表示されているのでしょうか?
答えはGoogleの自動生成。サイト内のコンテンツや参照元ページを考慮し生成されるそうです。
サイト名生成のため、主にチェックされているのはこの4つの項目。
・og:site_name
・<title>
・見出し要素の内容
・WebSite構造化データ
中でもGoogleが最も重要としているのが、「構造化データ」を追加することです。
早速、構造化データの追加方法をご紹介します。
このコード中の赤字部分「name」には表示させたいサイト名を、「url」にはホームページのURLを記入して、ページのHTMLに追加するだけ。
<html> <head> <title>Example: A Site about Examples</title> <script type="application/ld+json"> { "@context" : "https://schema.org", "@type" : "WebSite", "name" : "Example", "url" : "https://example.com/" } </script> </head> <body> </body> </html> |
より表示されやすくするため、サイト名を決める時は下記に注意です!
・独自性のある名前
サイトの特徴が反映され、ユーザーの誤解を招くことのないものが良いとされています。
また、検索のコンテンツ ポリシーに準拠している必要があります。
・よく知られていて簡潔な名前
一般に認知されていて、短めの名前にしましょう。長いとデバイスによってはサイト名が切れてしまうので要注意です。
・特定しやすい名前
「新宿No.1のカフェ」など、特定の名称ではないサイト名は、一般的すぎて採用されない可能性があります。
サイト名を決めたら、サイト全体で一貫したサイト名を使用するようにしましょう。
ホームページでも各ページでも同じサイト名を使うようにするとGoogleのシステムもこれが「正しいサイト名だ」と検知しやすくなります。
また、代替名の指定もおすすめ。もし構造化データに書いた内容が反映されなかったら、この方法を使いましょう。
例えば他のジャンルで全く同じサイト名のサイトがあった場合、そちらの方が一般的にそのサイト名として認知されていると判断されることがあります。
すると、こちらのWebSite構造データに記入した内容は検索結果に反映されません。
そんな時、代わりに表示されるサイト名を指定できるのがalternateName(代替名)。
略称や表記違いなどをここに記入しておくと、他サイトのサイト名と自分がnameに指定したテキストが被ってしまった時に自動的に代替名が採用される可能性が高まります。
■例:UNTIC
<html> <head> <title>Example: A Site about Examples</title> <script type="application/ld+json"> { "@context" : "https://schema.org", "@type" : "WebSite", "name" : "UNTIC", "alternateName": ["UN", "U-N", "untic"], "url" : "https://untic.blog" } </script> </head> <body> </body> </html> |
構造化データを追加したら、問題なく追加できているかチェックしましょう。
構造化データが正常に追加できているかはこちらのサイトでチェックできます。
URLを記入して実行し、結果ページの右側で「エラーなし」と表示されていればOK。
構造化データを追加しても、すぐにサイト名が反映されるわけではありません。
Googleにデータの再クロールを依頼してから数日から数週間かかります。
少し時間をおいて待ってみましょう。
ただ、時間をおいても表示されない場合はあります。
UNTICでも同じ手順で構造化データを追加し、数週間待ってみたのですがサイト名が表示されず…。
何が原因なのか、どう対策できるのか調査中です。
今後もサイト名表示のために試したことと結果をブログに記録していきますので、皆様の参考になれば幸いです!